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モンテイ・エリス

昨シーズンのモンテイ・エリスを分析してみた。プレーが多彩なので記事が長くなった。ガードの選手の場合はプレーが多彩なのでめんどくさい。

調査の結果、ピック&ロールが非常にうまい選手であることがわかった。



良い点

ピック&ロール…PPP(1プレーあたりの得点)は0.96でリーグ9位。FG%49.5%。09-10シーズンから大幅に良くなったプレー。右手側に展開する場合の武器は、強烈なドライブもしくはジャンプシュート。左手側に展開する場合の武器は、主にジャンプシュートで、もしくはスクリーンを使わずクロスオーバーを使ってからのドライブ。

彼はピック&ロールでスクリナーのディフェンダーを翻弄している。アイスやサグなどでスクリナーのディフェンダーが下がって緩く守っていれば、1対1に持ち込み自在に決める。右手側のドライブは強烈な上にシュートのモーションが非常に速いので、ビッグマンには荷が重い。

アイスをされてもフリースローラインのあたりから簡単に逆サイドに進入し、得点やパスをする。ベースライン側のスペースにもわりと進入する。

彼のアシストは、ピック&ロールからのものが非常に多い。アシストを考慮したPPPというものがあるとすれば、彼のピック&ロール時のPPPはもっと上昇するように思える。

ピック&ポップでは、パスの受け手はほぼ全てデビッド・リー。

TO%は14.9%で彼にしてはやや高い。スクリナーへのパスが強すぎて高すぎる場合、スクリーンを使った後に囲まれる場合などにターンオーバーが多い。

パス記事によると、昨シーズンの3月時点でリーグで一番パスが正確な選手はエリスで、パス成功率60%だったらしい。どれほど意味のあるスタッツかはわからない。ただ、TO%は11.9%なので平均の14%よりはわりと低い。彼のプレーの多さを考えると良い数字だと思う。エリスは良いパッサーなので彼にもっとパスをさせてカリーにスポットアップを打たせるほうがスタッツ上は理にかなっている、という意見がある。

クラッチシチュエーションでの強さ…クラッチスタッツにおいて、eFG%が53.7%もある。接戦の終盤に非常に強いと言える。この記事によると、クラッチスタッツはリーグトップクラス。(その記事ではトゥルーシューティング%が使われているが、NBAの審判のファール基準は不明瞭なので自分はeFG%のほうが好み。)

ピック&ロールに対するディフェンス…PPP0.74でリーグ42位とスタッツ上ではすばらしい。FG%40.9%。ピック&ロールのスタッツはチームディフェンスの結果なので、自分はあまり重視してない。が、TO%が20%とすばらしい。良いヘッジがあったシーン、ファイトオーバーしたシーンでターンオーバーが多い。ボールハンドラーがPGではなくSGであるケースが多いせいかもしれない。アイソのときとは違って、いきなりスティールを狙わず、相手についていった上でスティールを狙うせいかもしれない。

エリスのディフェンスに関する記事にはこう書いてあった。「キース・スマート監督はこう語った。「エリスはボールハンドラーを追うためにベストを尽くしている。…チームにディフェンスのいいビッグマンがおらず、ヘッジのうまい選手はユドーくらいしかいなかったのもエリスの評価が悪い一因だ。」…エリスはスライドスルーをするとき、スピンして追うという変な傾向があり、ボールハンドラーに背を向けるので、逆をつかれることがある。「選手時代のアイザイア・トーマスのビデオを見たり、ウォリアーズ時代のデレック・フィッシャーから習って得た。」と監督はエリスから聞いたそうだ。」


悪い点

ディフェンスほぼ全て

アイソレーション時のディフェンスでは、PPP1.04でリーグ324位。FG%47%。プレッシャーが緩い。フェイクによく反応する。スティールをよく狙う。チェンジ・オブ・ディレクションに弱い。

エリスのディフェンスに関する記事にはこう書いてあった。「彼のディフェンスシーンを集めたプレー動画を見ると、クロスオーバーにやられ、無謀なスティールを試み、スピンムーブでやられるシーンばかりだ。…相手のエースをガードすることが多いのもひどく見える一因だ。…彼の姿勢が高いことについて、Kスマート監督はこう語った。「両手を広げて相手の前にいろ、と私は言ったが、彼は疲れると姿勢が高くなる。」…エリスはスティールを良く狙うのでギャンブラーと呼ばれる。だが、スマート監督によれば、それはスキームの一つだという。ウォリアーズはリバウンドなどディフェンスが良くないチームだったためだ。トップ・オブ・ザ・キーでスティールを狙うと危ないので、ウィングやベースライン際のエリアでスティールを狙えという指示を監督は出していた。「彼が正しくスティールをやったかと聞かれると、なんとも言えないな。あれも彼のゲームの一部だ。スティールの数は多かった。」」

ポストディフェンスでは、PPP0.87。FG%47%。サイズが小さいので仕方ない。コービーによくやられている。

スポットアップシュートに対するディフェンスでは、PPP0.95。FG%38.2%。プレッシャーの緩さ、スティールを狙う点、歩く点、フェイクにかかりすぎる点などいろいろ良くない。このディフェンスはチームのローテーションの影響が大きいので選手の分析時には重視してないが、彼個人の責任と言いたいシーンが多い。

オフボールスクリーンに対するディフェンスでは、PPP1.01。FG%47.6%。同上。



何とも言えない点

アイソレーション…PPP0.83でリーグ117位。平均よりはいいと思う。FG%37.3%。TO%が8.3%と良い。ドリブルからのジャンプシュートは非常にスムーズで、シュートまでのモーションが非常に速い。ドリブルの一歩目は大きく速いので、相手は間合いをあけてしまう。右手側に展開するときはドライブが多く、相手の体に寄りかかり相手が跳びにくい状態にしておいてレイアップやランナーを打つことが多い。そのためアンドワンが非常に多い。ギャロップステップやユーロステップもたまにする。左手側に展開するときは、ドライブは少なく、ステップバックしてシュートすることが主で、たまにクロスオーバーやスピンムーブによるドライブ。アイソでスリーを打つことは少ないが、成功率は40%。

すばらしい武器に見えるが、10-23フィートのジャンプシュート成功率が35%ほどなのに多く打つ、という点が問題に思える。もう少しアイソを減らしてピック&ロールなど他のプレーを増やすほうがいいと思う。そもそもアイソでのPPPはトップクラスの選手でも0.9ほどで、1を超える選手はまずいない。エリスに限らず、アイソはあまり効率の良いプレーとは言えない気がする。

オフボールスクリーンからのシュート…PPP0.82でリーグ88位と良い。FG%38.1%。キャッチからシュートまでが非常に速い。09-10シーズンは出場試合数が64試合だったことを考慮しても、そのシーズンに比べてプレー数が非常に増えた。

彼のオフェンスの総合PPPは0.94で、リーグ185位。FG%45%は悪くない。TO%は11.9%なので平均の14%よりはわりと低い。ただ、アイソやスクリーンからのシュートなど効率の悪いプレーが多すぎるので彼の総合PPPは大きく下がってしまった。
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[ 2012/01/18 23:36 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)

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