スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | TB(-) | CM(-)

選手会解散の記事

以下、Wojnarowskiの選手会解散に関する記事より。大体訳してみた。

記事の内容を一言で言えば、「もっと早くに解散をしておけばよかったのに。ハンターは権力に執着しすぎ。交渉の材料に使う予定だった権利放棄(disclaimer of interest)が、材料どころか裁判での真剣勝負に発展しそうじゃないか。こうなったからには誰かリーダーシップをとって解決しなさい。」という感じ。

この記事には労働組合解散の方法が2種類出てくる。ピアースや代理人がやろうとしていたことが交渉代表権解除(decertification)。投票による解散。ボトムアップ方式。投票をするので時間がかかる。投票による解散なので、重みがある。一方、今回、ハンターが行ったのが権利放棄(disclaimer of interest)。代表者が行う解散。トップダウン方式。代表者が書類を提出するだけなので、すぐに解散できる。その分、重みがない。だから、裁判所に「解散は交渉の戦術だ。」とみなされる可能性がある。詳しくはこの記事で。

以下、記事より。

「この週末、ビリー・ハンターは、オーナー側の提案に目を通していた。また、交渉代表権解除(decertification)をもくろんでいる代理人や選手など怒っている者達の意見を聞いていた。交渉代表権解除(decertification)などすれば、ハンターは選手会事務局長としての権力や金を失う。木曜は彼にとって最大の山場だった。オーナー達は選手側に不利な契約を呑ませ、シーズンを再開させようとしていた。だがオーナー側は、プロスポーツ史上最大の勝利にすら満足していなかった。ひたすら高圧的な態度をとった。オーナー側は、選手側が権利放棄(disclaimer of interest)という手段を実際に使うとは思っていなかった。」

「結果、NBAは暗く先の見えない道を進むことになった。リーダーシップというものが皆無であることが原因だ。組合の幹部、代理人、スター選手、コミッショナーの事務所の者、(より有利な条件を望む)強硬派のオーナー。彼らの一連の行動は、リーグに修復不能なダメージを与えた。」

「結局、スターンは強硬派のオーナーを懐柔できなかった。スターンは、選手に対する嫌悪心と同じ程度の嫌悪心を数人のオーナーに対して感じた。オーナー側が提示した契約内容は、選手どころか強硬派のオーナーにもフェアな内容ではなかった。」

「ハンターは、選手会がNBAの強引な方法に対抗するため結束しつつあることを感じた。一方、スターンとアダム・シルバーは、選手側をうまく説得できなくなっていた。」

「選手達は、スターンとオーナー達に対抗するために結束した。ハンターを支持するためではない。脅しには脅しで、最後通告には最後通告で対抗した。スターンは二つのことを正確に認識できていなかった。この争いの要因は、実際はほんの小さなシステム上の違いであることを。もう一つは、オーナー側の強引な手段に対する抵抗が、実際はこれだけ大きいものだということを。」

「コービーは徹底的に戦う側の支持者だ。彼は解散という手段はとりたくなかった。そう思っていたのは彼だけではないが。コービーは選手の代表者達に「俺たち選手がシーズン全休の決意をすれば、長い戦いになる。戦う覚悟をしておけ。」と語っていたようだ。」

「ここを間違えないでほしいが、ハンターは金銭的に大損害を受ける裁判をするつもりで「権利放棄(disclaimer of interest)をしよう。」と選手達を説得したのではない。ハンターはあくまで交渉の一手段として使いたかった。大きすぎるリスクを背負ってNBAと戦いたくなかった。」

「ハンターは認めないだろうが、交渉の場にいた選手達は「シーズン全休になるだろうな」と思って部屋を出たのではない。選手側の代表者の多くは、権利放棄(disclaimer of interest)と交渉代表権解除(decertification)の区別がついていない。Dで始まるので“Dancing with the Stars”との区別もついてないかもしれない。こういう交渉の場ではよくあることだが、選手が話を聞くほどの者であれば誰でも、選手を好きに言いくるめられる。交渉の場で、代理人は閉め出され、部屋には携帯電話が持ち込み禁止で、ハンターは囚われの聴衆(選手達)や反トラスト法関連の弁護士達といた。選手側を代表する選手の多くは、ベテランにこの用事を押しつけられた若手か、休暇を奪われたベテラン選手達だ。」

「ハンターは今年の交渉において、最善を尽くすべきだった。だがハンターは(勇気ある)シェーン・バティエなどを必要とはしていない。「なぜ、ハンターさんは、NFLの選手会トップのDeMaurice Smithのように、給料を返上しないんですか?」と質問するようなバティエなどハンターには必要でない。」

「驚くなかれ、ハンターは250万ドルの年俸を維持し続けたかった。責任者であり続けたかった。その彼の欲のせいで、NBAにチャンスを与えてしまった。「解散というのはあくまで選手側の戦術であり、茶番ですからね。」というスターンの以前の訴えに判事が耳を傾けるチャンスを与えてしまった。」

「いずれにせよ、解散は選手側の勇気ある行動だ。もっと前に計画を立ててやっておけば、シーズン全休というリスクを負うこともなかっただろうが。こうなった理由は、スター選手や賢く有能な選手は、選手会で積極的に活動したがらないためだ。そのため、集まりに来た選手は、ハンターが選んだ忠誠心ある選手だ。ハンターは彼らを「権利放棄(disclaimer of interest)は、代理人を使う敵対的な交渉代表権解除(decertification)よりも早く実行できる賢明な選択肢だ。」と説得した。」

「このおかげで、ハンターは、権力を維持し、Jeffrey KesslerやDavid Boiesといった弁護士を味方にした。ハンターほど自己保身に走る者はいない。私はキオン・ドゥーリング選手に「どうせNBAは不利な条件しか提示しない、と私でもわかっていたのに、なぜ7月に解散をやっておかなかったのか?」と聞いたが答えてはくれなかった。」

「これが選手側の代表だ。選手側は、NBAに対する不利な訴えに大金を使うことになる。以前、ハンターは選手や代理人に「交渉代表権解除(decertification)のことなど考えるな。5月にNLRB(全米労働関係委員会)に訴えを出すからコートに戻れ。」と言った。だが、もうNLRBが返事をすることはない。ハンターが権利放棄(disclaimer)をしたので、訴えは却下になる。」

「選手会がこの調子なので、代理人や選手も同レベルだ。戦うためにあらゆることが必要なのに、選手側はばらばらで、脆弱で、何をしたかよくわかっていない。オーナー側は、「選手会がオーナー側の提示内容に対して投票をして、修正案を持ってくる。それで終わりだ。」と思っていた。」

「ポール・ピアースを筆頭として、代理人達は敵対的な交渉代表権解除(decertification)を計画していた。今も、ハンターの権利放棄(disclaimer of interest)が裁判所に「それは交渉の戦術の一部だ」と判断されないよう、まだ交渉代表権解除(decertification)をやろうとしている。さらに、代理人達は新人達を代表して訴訟を起こすことも検討しているという話がある。代理人達は訴訟を起こし続け、オーナーを動揺させ、交渉の材料にしようとするつもりだ。ひょっとすると裁判で運良く勝つかもしれない。可能性は低いが。」

「3週間前、スターンは勝利目前だった。シーズンも無事だっただろうし、リーグの大馬鹿者たちでさえ金を稼げるようなフールプルーフのシステムがあったのに。スターン達の野心が、選手達の中にある「この野郎!」遺伝子を覚醒させてしまった。選手と代理人を一致団結させてしまった。「オーナー達のひどい提案のせいで、選手たちは熱々のいい関係になってしまったね。イスラエルとパレスチナ並みの敵対関係にあった者たちに同胞意識が芽生えたようだ。」と関係者は語っていた。」

「あり得ない協力関係が生まれ、個人的な野心はかすんだ。選手達は正しいことをした。フェアでないオファーに対抗した。スターン達の提案に対し「交渉は終わりだ。」と返事をした。」

「歴史は示している。いいことはよくないやり方で行われる、と。だがこうなってしまった今は、結果がどうなるかわからない。シーズンがロスト(なくなった)したわけではない。だが、オーナーや選手はロスト(途方に暮れる)している。」

「アンドリュー・ボガットはツイッターでこう書いた。「ブラフだね。この手では誰も勝たない。デッキをシャッフルして一からやり直しだ。」と。」

「そのとおり。だが、一番のはったり屋であるハンターとスターンは、この不安定な状況でも、まだ権力にしがみついている。選手とオーナーも不安定な状況にいるが、彼らは救世主になれる存在だ。そうなるように動き始めるといい。反トラスト法の訴えが始まる前の今なら、スターンはハンターに「契約を結ぼう」と言える。いずれ近いうちに、真のリーダーシップが必要になる。個人的野心や敵意や軽蔑心を超え、「シーズンを救う。」という高潔な仕事をする者が必要になる。その者は、シーズンどころか、リーグも救うかもしれない。」
スポンサーサイト
[ 2011/11/16 01:10 ] 未分類 | TB(1) | CM(2)

試合より

エゴが過ぎるスター選手によるグダグダの試合より、よっぽどガチで面白いですわ。
下がり続けるNBA人気も更に拍車がかかりそうで、裁判が長引けば長引くほどいい感じでリーグ死に体で楽しみです。
[ 2011/11/17 20:26 ] [ 編集 ]

貧しかった黒人が成長して、白人の金持ちを交渉でいらいらさせるという構図は、個人的には痛快です。
[ 2011/11/22 22:50 ] [ 編集 ]

コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する

トラックバック:

この記事のトラックバック URL
http://airball2.blog.fc2.com/tb.php/3168-91a4604c


ロックアウト論・その10〜Dancing in the dark

2時間ドラマの終盤で片平なぎさ(仮)を断崖絶壁に追い詰めながら、「あなたが皆殺したのね!」「そうだ私だ」と視聴者に優しい解説入りで犯行を素直に白状し、最終的に逆に警察に ...
[2011/11/18 08:02] URL NBA ALL-ROUND MAGIC オーランド・マジック&NBA最新情報ktkr!





上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。